黄金比と料理について

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今回は盛り付けの一つの応用で黄金比からヒントを紹介したいと思います。

そもそも、黄金比とは、フィボナッチ数列のことでもっともっと美しい数列と呼ばれています。

そして、なぜ美しい数列かというと自然の中に沢山の美しい物の中に存在している数列だからです。

 

つまり、数列、数字をイメージすると料理とどう結びつくのかわかりづらいかと思いますが、

先程言った自然の中というものの中に、特に植物に多く見られます。

例えば、

ひまわりの種の渦巻きの配列は、右回りに数えても左回りに数えてもフィボナッチ数列の数字を示します。

他にも沢山あるのですが、

このフィボナッチ数列とは、1:1.618....という比のことですが自然界においては最も効率の良い比率であり美しい形を形成します。オウム貝の殻もこのフィボナッチ数列における上の図の形をしています。

 

この図形は、黄金比、つまりフィボナッチ数列を図形化したもので、不思議な事に長方形の中に正方形を作れるという不思議な形になっています。そして、この図形をヒントに食材をお皿の上に並べてみます。

f:id:dlsf:20190521154122j:imageそうすると、いかがでしょう?

ただのマシュマロとただのフランボワーズが粉糖のラインによって

面白みを与える配置になったんじゃないかと思います。

 

そして、先日美術館でコルビュジエの建築、絵画からもこのシンプルで配置だけで綺麗に見せるピュリズムというものを知り、お皿の上では配置だけで美しく見せられる事が分かったのです。