処理のされ方による違い
今回は、三枚に捌いた鯖の写真ですが
同じ日の同じ船で釣った魚の写真です。
見た目が右と左で大きく違うのがよく分かると思いますが、もちろん右のほうが丁寧に扱ったものです。そして左のほうは世間では良しとされている方法、鯖折りにして連れた瞬間に頭と内臓を取り除いて氷水の中で持って帰って来たものです。
実は右のほうは鯖に出来るだけ傷を付けずに海水氷の中に入れて持って帰ってきたものです。
身の状態はあきらかに右のほうが良いですよね。
昔から鯖は内臓に寄生虫が多いからということで釣ったらすぐに内臓を取る方がいますが、結果、このような身になります。そして、アニサキスなどの寄生虫は内臓だけでなく身にも入りますので内臓を取れば安心ということではありません。
天然の魚には、結構な確率で寄生虫はいるものです。
ですので、もし鯖を生で食べるのであれば養殖の鯖をお勧めします。