古くならない料理
昨日は、9月10月の土日祝日限定で開催されている、千葉県御宿町の伊勢海老祭りに行ってきました。
豊洲市場のものと比べてはいけませんが、お値段はかなり控えめ。
足が全てなかったり、ヒゲが短かったりとそういった理由で地元で消費されるエビ達だからです。
どうしても、漁の際にそういう個体になってしまうので仕方ないと思いますが、味は生きているのでほぼ変わりはありません。
そして、直販売で購入して家に帰るまでどんなメニューにしようかと考えて途中の道の駅などで野菜を買って、、、と4品くらい考えていたら、家の直前で娘がお味噌汁が良い!とのリクエスト
仕方なく、殼で作る予定だったバターナッツとのスープは諦め、味噌汁に。
そして、これだけはと思い、マンゴーとアボカドと伊勢海老のサラダ。これは、ドイツ人シェフのお店で下積みしてた頃のメニュー。もう15年も前のもの。
古くならない料理って、なんだか歌と同じような気がして。
新しい物を作る事の延長線上に、サザンの歌のようなレシピが存在するんだと思いながら
やはり、心に残る料理とはものとしてその人それぞれの記憶の中に生き続けるものだと
そんな料理を創り続けていきたいと思いました。