見た目と味の共通点
これはセロリのサラダです。
1番の主役が見えなくなっていますが隠しているわけではなく、見えにくくなっているのです。
見た目に目立つのは、キュウリ ラディッシュでしょうか。
実際は、そのほかにミント さくらんぼ ルバーブです。味付けはレモン汁とオリーブオイルと塩のみ
です。
本題の共通点が何かというと
白いお皿に白いセロリが置かれて同調います。
お皿の存在意識がセロリの存在を見えなくさせています。
味の方はというと セロリより青っぽい香りキュウリ ルバーブ、ミントがセロリの青っぽさを見えなくします。
青さの香りではミントが1番強いので、ミントが目立つ味になります。
そしてレモン汁とルバーブの酸味
さくらんぼの青と酸味はこの2つの要素で甘さしか感じなくなります。
全てスライスしてありますが、微妙に違う食感のコントラストと全ての材料が補い合い、それぞれが存在意義のあるサラダになりました。
セロリはというと、青っぽさは他の仲間にカバーされ目立ちません。そのかわり、食べてみると1番存在感がありセロリってこんな味だったっけ?って思うようなそんな良いチームのようなお皿です。
食材の組み合わせとそれぞれの量のバランスが、きちんとハマったサラダになりました。